不動産オーナー様向け『利回りをよくする為に』

不動産オーナー様向け『利回りをよくする為に』

こんばんは、MECの中村です。

今回は不動産を持っている方に、建設業界の真実を知ってもらおうと思います。どれだけ世の中の情報が都合のいいように操作されているかが分かります。

今日は『建設資材の高騰による設備投資の負担増』についてです。

 

人手不足による建設単価や、資材の値段が上がっているという情報を耳にしますし、僕が取り寄せた大手ハウスメーカー資料にもそう書いてありました。

では、それは本当なのかと言ったら、微妙なところです。

 

人材不足の状況は昔から叫ばれていますが、現状は60歳以上の職人さんがバリバリ働いていることと、公共工事が減っているので需要と供給のバランスはそう悪くありません。

10年経てば、一気に傾いてくると思いますが、現状は「それほどでもない」というのがホンネです。

なので人材不足を理由にしている企業の本音は「世論にのかって利益率を上げられたらいいな」です。

 

これと同様に、建設資材の高騰とありますが銅の値段や鉄の値段も少しの変動はあるものの、数%程度の範囲で正常に動いているのが現実です。

スクラップ屋さんに行くと単価を教えてくれるので、正確に市場価格を掴むことができます。

現に、材料屋から仕入れる電線なども値上がりします。などと言われたことはありません。

昔と同じ価格で仕入れているのに、建設資材の高騰と言ってい、単価を上げているところは、僕は疑問に感じます。

 

こういった裏の情報を知っていれば、交渉の上で役に立つと思います。世の中の情報は誰かに必ず有利になっているので、それを疑って確認してみることがとても重要だとつくづく感じます。

これが1円10円の違いなら、騙されていたとしても、ショックは少ないですが、この業界は何百・何千万というお金が動くので、誤差が誤差だと思えないようなとてつもない金額になってしまいます!

 

そのために、不動産を持っている方はこれまで以上に、設備や業界のニュースに敏感にならないと、業者のいいなりでは利益が出ません。

そうならないためにも、ドンドン情報を見つけていってください。

僕らもそのための協力であれば惜しみなくさせていただきます。

工事をして電気を流すだけならどこの業者も同じですが、これからの改修プランや業界の現状を包み隠さずお伝えし、どう設備維持をしていくかまで、提案できてこそ意味のある仕事だと思っております。

 

見積もりを取った時に、少し怪しいな?

ふっかけられてないかな?

と思ったときは、僕たちの適正価格をお渡しいたしますので、相見積もりの一つとして交渉にお使いください。

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