電気製品の値段・補償
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電気製品の値段・補償
こんにちは。エムイーシー(MEC)の中村です。
今回は電気製品について書いていきます。
最近は価格ドットコムや楽天市場で格安に製品が手に入るようになりましたね。
今ではネットで商品を買うことも当たり前になっています。
保証もつき、いい商品がより安く買えれば消費者も満足です。
では、工事に関わる製品はどうでしょうか?
業務用製品も最近はネットで手に入りますし、DIYという日曜工作もはやっていますね。
簡単なリフォームであれば少し勉強をして時間を使えば出来てしまいます。
そんな時代になっています。
それでも僕はプロに頼むべきものだと思っています。
製品を安く手に入れ、自分で作業をするのも楽しいですが、ある程度のことになると、危険や欠陥が伴う恐れがあります。
プロは知識と資格と経験があります。
万が一にもすぐ対応してくれます。
例えば、『毎日数学を教えている』大学の先生と『全教科を見ることが多い』小学校の先生だったら、受験の子供に数学を教えるならどちらに依頼をしますか?
自分が教えてもいいですが、大抵の人は大学で数学専門に教えている先生ではないでしょうか?
勉強に関しては特に危険なことはありませんが、建設業界に関しては事故や危険がたくさんあります。
特に電気は目に見えないですし、命に関わることもあります。
なのでプロに任せることをおすすめしています。
検査道具なども値段が高いですし、自分で用意するにはあまりにメリットがありません。
1万円のLED照明を半額で手に入れても、故障が多く修理費やメンテナンス費用にお金がかかってしまったら元も子もありません。
正直なところ、工場で大量生産する商品よりも、現場で施工する人件費の方が高いので、メンテナンスや修理を行う方が、ランニングコスト的には高くつきます。
確実に10年持つ保証があれば、製品の値段が2倍でも安いでしょう。
300台のLEDが2倍になったら150万が300万となりその差150万円です。
ただ、品質があやふやなメーカーのものや、保証がないものは、交換が必要だったり、再購入する必要があったりします。
いったん予算を取り、経営的にも節約できると判断され、GOサインが出ていると思います。
しかし、1番費用がかかる初期投資にだけ関心がいき、その後は部署ごとに任せているのではないでしょうか?
電気設備や機械類に絶対はありません。
必ず故障や不良品があります。それを個体差といいます。
その度、修理をしていたら総額的に高くなる可能性があります。
メーカー保証も1年~3年程度で、その後は実費・・・
なんてことはザラにあります。
安請負し過ぎて、5年後に会社がなくなっている・・・
なんてこともあります。
その度に費用が発生していくと、150万円の差なんて長い目でみたら、すぐ使い切ってしまうでしょう。
10年製品でも300台中1割の故障が起き、交換していたらシャレになりません。
今回は製品の質と保証についてもたくさんの違いがあることを書いていきましたが、メーカーや作られる時期や納品のタイミングでも様々な性能の違いがあり、とてつもない量の条件や材料があります。
豆電球を回して交換していた時代とは比べ物にならないくらい技術の進歩と、精密性や複雑性がましています。
しっかり性能を発揮させるためにも数千の材料の中から適切なものを選ばなくてはなりません。
『どれも同じ』ではないのです。
そんなところも含め、あなたのお役に立てるアドバイスや提案をいたしますので、お気軽にご連絡お待ちしております。
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